OVERSEAS REPORT

Branemark Memorial Symposium2017

Data
2017.11.17-18
Place
HongKong
write by
佐藤 琢也
タイトルが示すとおり、オッセオインテグレーティッド・インプラントの発明の父、ブローネマルク博士を偲ぶ、世界的なシンポジウムが香港で開催されました。世界中からインプラントの教科書に出てくるような巨匠の先生達が香港に一同に集いましたが、まだまだ若手と位置づけられる私も、この名誉あるシンポジウムに招待され、登壇することとなりました。
格式高いカンファレンスだけあって、接遇もとてもエレガンスでありました。まずは空港でベンツのリムンジンがお出迎え、そして宿泊のホテルも超一流、カンファレンス前日の懇親会の会場は香港の一番高いビルの最上階のゴージャスなレストランで最高級のステーキが振る舞われました。
シンポジウムでは、私はインプラント周囲におけるマイクロスコープを用いた歯肉移植術について講演しました。当日は、(海外ではよくあることですが)プロジェクターの不調により我々のセッションのスライドの試写が出来ず、さらには発表順も急遽変更という不測の事態が起こりました。こうなると大抵の場合、欧米の大御所がエゴを利かして、我々(お人好しな?)日本人が割を食うことが大半なのですが、そのプレッシャーをすんでのところで押し戻し、なんとか自分の持ち時間を守りながら大役を果たすことが出来ました。この駆け引き、そして講演前の殺伐とした緊張感、海外ならでは、でしょうか、私も大分と慣れてきました。
とはいえ、講演も終われば誰もが「ノーサイド」。
講演後の打ち上げは、それぞれの立場に関係なく、お互いに親睦を深めるのでした。
そして翌日のフリータイムにはシンポジウムで知り合いになったハーバード大学のDr. David Kim先生と仲良く香港市内の観光旅行に。香港の歴史と美しい夜景を楽しみました。
しかし、ここで悲劇が!? 夕食に地元で評判のローカルな飲食店にて牡蠣のかき揚げを食したところ、半ナマだったのか、数時間後に激痛の食あたりが!瀕死の思いでなんとか翌日に大阪への帰路についたのでした・・・。
なお、Dr.Davidは用心して牡蠣は食べず、でしたので体調に変化はなしだったそう。さすが、天下のハーバード大学、何をするにも賢明(!?)です。